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より有利な条件で不動産売却を前提としたご提案売却後も住み慣れた家に住み続けられるリースバックの最大のメリットは、売却後も住み慣れた家に住み続けられることです。通常の不動産売却では、売却後に所有権が第三者に渡った時点でその家から退去する必要があります。しかし、リースバックでは、売却した家を借りて住むことができます。そのため、引っ越しの手間や費用、転勤や転校の心配がなくなり、ライフスタイルを大きく変えずに済みます。短期間でまとまった資金を調達できるリースバックでは、自宅を売却することで短期間でまとまった資金を調達することができます。そのため、老後資金や事業資金、学費、医療費など、まとまった資金が必要なときに活用できます。固定資産税や修繕費などのランニングコストを軽減できるリースバックでは、自宅を売却した後も賃借人として家を借りて住むため、固定資産税や修繕費などのランニングコストを負担する必要がなくなります。そのため、家計の負担を軽減することができます。また、リースバックには、以下のようなメリットもあります。ローンの返済の不安を解消できる売却したことが周囲に知られずに済む将来的に買い戻すことができるリースバックは、住み慣れた家に住み続けながら、まとまった資金やランニングコストの軽減などのメリットを得られる方法です。しかし、所有権が第三者に移行することになるため、メリットだけでなくデメリットも理解した上で検討することが大切です。
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フランスの首都パリのルーブル美術館で28日午前、環境活動家がレオナルド・ダビンチの代表作「モナリザ」にスープを投げつける騒動があった。仏メディアが報じた。「健康で持続可能な食料への権利」を訴えることが目的だったという。絵画はガラス板で保護されており、損傷はしていないとみられる。仏メディアなどで拡散している動画では、白いTシャツを着た女性2人が複数回にわたって、モナリザにオレンジ色の液体をぶちまけた後、絵画の前で「芸術と、健康で持続可能な食料への権利のどちらが大切か。我々の農業システムは病んでいる」と叫ぶ様子が映っている。AFP通信によると、2人は気候危機の問題をめぐって社会に変化をもたらすための「抵抗運動」を目的とした団体のメンバーで、モナリザにスープをかける行為は「持続可能な食料のための社会保障を求めるすべての人に有益な運動の始まり」と主張しているという。フランスでは今月中旬から、欧州連合(EU)の環境規制や燃料税の引き上げに反発した農家の抗議デモが地方都市から拡大。29日には一部の農家がパリをトラクターで包囲する計画が出ている。環境活動家らが抗議行動として芸術作品を標的にする事例はここ数年、世界各地で相次いできた。2022年10月にはロンドンのナショナル・ギャラリーに展示されているゴッホの「ひまわり」やオランダ・ハーグの美術館に飾られているフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」にスープや赤い液体が投げつけられる騒動が起きている。(ローマ=宋光祐)環境活動家はなぜ名画を狙うのか 識者が語る「重要人物」と「資金」ロンドンの美術館で今月14日、環境活動家がゴッホの絵画「ひまわり」にトマトスープをぶちまけ、世界中で話題になりました。その数日前にはオーストラリアの美術館で、環境活動家がピカソの絵のガラスカバーに手を接着させる騒ぎもありました。なぜ、こうした過激な行為が繰り返されるのか。環境問題をめぐる抗議活動に詳しい明星大の浜野喬士准教授に聞きました。「ひまわり」にトマトスープをかけた環境活動家の女性2人はどのような人たちなのでしょうか。ジャスト・ストップ・オイル(JSO)という団体に所属している20歳と21歳(いずれも事件当時)の女性です。この団体は、今年2月にできたばかりの英国の環境保護団体です。団体の活動歴は浅いですが、6月には同じくゴッホの「花咲く桃の木」の額縁に接着剤のついた手をつけたり、幹線道路やガソリンスタンドを封鎖したりする抗議活動を行い、これまでに数百人の逮捕者を出しながら存在感を強めています。どのような人たちで構成されている団体なのでしょうか。逮捕者をみると、20代の若い人たちが多いです。特に会費や細かい規則のない緩い組織で、参加したい人はオンライン会議に参加すると、抗議活動の内容を指示されるようです。少なくとも1千人以上はいるでしょう。団体の実態は 逮捕者に五輪金メダリストも今回の事件の数日前には、オーストラリアのメルボルンの美術館で、展示中のピカソの絵画「朝鮮の虐殺」のガラスケースに手を接着させた環境保護活動家がいました。彼らは別の団体を名乗っていますが、JSOと関係があるのでしょうか。過去にはこのような事件が起きていました。ウォーホルの代表作が青インクまみれ。環境活動家の抗議行動がオーストラリアでも発生今年6月以降、ヨーロッパ各国の有名美術館・博物館で、アート作品を標的とした環境活動家の抗議行動が相次いでいる。オーストラリア国立美術館でも11月8日、アンディ・ウォーホルの「キャンベル・スープ缶」シリーズが被害にあった。11月8日、オーストラリアのキャンベラにあるオーストラリア国立美術館でアンディ・ウォーホルの「キャンベル・スープ缶」シリーズが、2人の環境活動家により青いインクで殴り書きされる被害にあった。実行したのは、オーストラリア政府に化石燃料産業への補助金を直ちに停止することを要求する市民グループ・Stop Fossil Fuels Subsidies(SFFS)。同団体のプレスリリースによると、今回の行動の目的もオーストラリア政府による天然ガスや石炭などの産業への財政支援を終わらせることだという。なお、同国は世界最大の石炭輸出国であり、2021年の電力の71パーセントが化石燃料によって賄われている。参加した活動家のひとりは次のように述べ、オーストラリア政府に化石燃料産業への巨額の補助金拠出を止めるよう主張している。「ゴッホにトマトスープ」広げた波紋 美術館側も「気候変動は危機」トマトスープにまみれたゴッホの「ひまわり」の動画が今年10月半ば、衝撃とともにSNS上で拡散した。英国の環境保護団体「ジャスト・ストップ・オイル」(JSO)の20代の女性メンバー2人が、ロンドンのナショナル・ギャラリーに飾られていた同作にスープをぶちまけ、こう訴えた。「芸術と命、より価値があるのはどちらか」「地球や人々の保護と一枚の絵を守ること、いったいどちらを気にかけているのか」ガラスに覆われていた作品に大きな損傷はなかったものの、同様の行為は世界各地で発生。モネ「積みわら」(ドイツ・バルベリーニ美術館)や、フェルメール「真珠の耳飾りの少女」(オランダ・マウリッツハイス美術館)、ゴヤ「裸のマハ」「着衣のマハ」(スペイン・プラド美術館)、アンディ・ウォーホル「キャンベル・スープ缶」シリーズ(オーストラリア国立美術館)などが相次いで標的となった。ゲリラ行為の舞台となった美術館社会運動が絵画や彫刻を標的にするのはなぜか。東京芸術大学の毛利嘉孝教授(社会学)は「様々な意味や文脈を背負った芸術作品を狙うことで、破壊行為自体も象徴的なパフォーマンスとなりうるため」と分析する。人種差別の撤廃を掲げて米国から世界に広がった「ブラック・ライブズ・マター」では、奴隷貿易に関わっていたとされる人物の銅像が引きずり倒される例もあった。また、美術館という場が近年、抗議活動などのパフォーマンスの舞台となってきたことも関係しているのではないか、と指摘する。※環境活動家がベラスケスの《鏡のヴィーナス》をハンマーで攻撃。
「作品が受けたダメージは最小限」2023/11/6午前11時(現地時間)、イギリス・ロンドンのナショナル・ギャラリーで、ディエゴ・ベラスケスの代表作《鏡のヴィーナス》(1647~51)を環境活動団体「Just Stop Oil」のメンバー2人が襲撃。緊急救助用のハンマーで作品の保護ガラスが割られるといった事件が起こった。襲撃の様子は同団体の公式X(旧Twitter)アカウントで公開されている。同団体によるとこの襲撃は、イギリス政府が新たな石油と天然ガス開発のライセンスを事業者に認可したことに対する抗議だという。この作品は以前も襲撃を受けており、1914年にはカナダ人の参政権運動家メアリー・リチャードソンによって刃物で傷つけられたことでも有名である。 -
※二女への暴行容疑で男を逮捕 愛媛・今治市ピアノ教師女性殺害26日、愛媛県今治市の民家でピアノ教師の女性が首を切り付けられ殺害された事件で、今治警察署は西条市樋之口の榊原正道容疑者(34)を暴行容疑で逮捕しました。榊原容疑者は26日午後5時20分頃、今治市松本町2丁目の路上で被害者の二女(35)に対し、体を抱え込んだうえ腕を引っ張るなどの暴行を加えたとみられています。今治警察署は、これまでに事件以降連絡が取れなくなっていた被害者の二女が安全であることを確認しています。26日、愛媛県今治市の民家でピアノ教師の女性が首を切り付けられ殺害された事件で、警察は西条市樋之口の榊原正道容疑者(34歳)を暴行容疑で逮捕。27日午後11時30分過ぎ、身柄を今治警察署に移送した。榊原容疑者は26日午後5時20分頃、今治市松本町2丁目の路上で被害者の二女(35歳)に対し、体を抱え込んだうえ腕を引っ張るなどの暴行を加えたもの。今治警察署はこれまでに、事件以降連絡が取れなくなっていた被害者の二女が安全であることを確認している。※ピアノ教師が死亡 事件に関与したとみられる男を暴行容疑で逮捕行方が分からなくなっていた次女の安全確認26日夕方、愛媛県今治市内の住宅で女性が首を切られて殺害された事件をめぐり、警察は、事件に関与したとみて行方を捜していた男を、暴行容疑で逮捕しました。警察によりますと、暴行の疑いで逮捕されたのは、自称会社員の榊原正道(さかきばら・まさみち)容疑者(34)です。26日午後6時過ぎ、今治市内の住宅で、ピアノ教師の冨田小雪さんが、首を切られ殺害されているのが見つかり、警察は、近くの防犯カメラに映っていた榊原容疑者が、事件に関与している可能性があるとみて、捜査していました。そして、27日、警察は、冨田さんの次女に対する暴行の疑いで、榊原容疑者を愛媛県西条市内で逮捕し、身柄を今治警察署に移しました。また、事件後に行方が分からなくなっていた冨田さんの次女も、午後8時ごろ、愛媛県西条市内で、無事に保護されたということです。聞き取りに対して、榊原容疑者と直前まで一緒にいたといった内容の話をしているということで、警察は詳しい状況など、経緯など調べる方針です。
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日本教職員組合(日教組)が札幌市で開催している教育研究全国集会(教研集会)の社会科教育分科会で、東京電力福島第1原発から放出される処理水を「汚染水」と表現する教材を使った授業実践例のリポートが発表されたことが27日、分かった。学習指導要領は教員に科学的な観点での指導を求めており、子供たちに誤解を与えかねない授業の広がりを危惧する声も上がっている。リポートの発表者は神奈川県の中学教員。「日本の資源・エネルギーと電力」に関する授業実践例として、福島の原発事故や廃炉工程を取り上げている。授業で使ったプリントとして、「日本政府は何をしようとしているか」との見出しで「汚染水の放出を強行」などと記載していた。授業では、原発の新増設などについて2つのクラスで生徒に賛否とその理由を質問。一方のクラスは賛成が5人、反対が15人。もう一方では、賛成が7人、反対が20人と報告されており、結果に偏りがうかがわれた。反対する生徒の意見には、「総理の怠慢」「首相退任してほしい。責任をとれ!」などといった政治的な内容もみられた。処理水は原発事故に伴う汚染水を浄化し、自然界にもあるトリチウム以外の大半の放射性物質を除去したものだ。原子力施設で生じたトリチウムを含む排水の海洋放出は欧米や中国、韓国なども恒常的に行っている。海洋放出計画をめぐっては、国際原子力機関(IAEA)が「国際的な安全基準に合致」し、人や環境への影響は「無視できるほど」とする調査報告書を公表した。処理水を「核汚染水」と呼んで日本を非難する中国に対しても、政府は「科学的根拠に基づかない主張だ」と抗議している。日本教職員組合(日教組)が札幌市で開催している教育研究全国集会(教研集会)の社会科教育分科会で、東京電力福島第1原発から放出される処理水を「汚染水」と表現する教材を使った授業実践例のリポートが発表されたことが27日、分かった。学習指導要領は教員に科学的な観点で…
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地震で倒壊した住宅の屋根などに残る『太陽光パネル』。実は太陽の光を浴びて、破損した今もなお発電を続けている可能性があります。石川県・能登半島地震が発生した翌日、経済産業省は公式Xで、「太陽光パネルは破損した場合でも、日の光が当たると発電をする可能性があるため、むやみに近づかないようにご注意下さい。」などと注意を呼びかけました。大阪電気通信大学電気電子工学科の濱田俊之准教授も注意を呼びかけている一人です。濱田准教授は、「損壊した太陽光発電は、充電部が露出していたり、漏電していたりすることがあります。」とし、「そのような状態で太陽光パネルや漏電部分に触れると感電事故の原因となる」と、被災地の復旧作業にも注意を呼びかけます。がれき撤去作業などをする場合は、太陽光パネルを、上から布や段ボールなど光を遮断できるもので覆い、作業者自身も絶縁性の高い手袋などの格好で作業してほしいとしています。濱田准教授らは、太陽光パネルが被災した際の安全装置などを開発中で、安全対策を講じたうえで太陽光発電が普及することを目指しています。濱田准教授によりますと、太陽光パネルは風で飛ぼうが、水没しようが発電は可能なうえ、太陽の光だけではなく、火事など炎の光でも発電することがあるため、夜間も感電リスクがあるということです。