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■学校内の選挙で得た当事者意識
──学校生活では生徒会役員など選挙の機会もあります。選挙や生徒会活動などを通して変わる実感を得たことはありますか。岡島:うちの学校でも選挙はあります。ただ、立候補者がなかなか集まらないようです。信任投票になる役職が多く、政治参加の機会としては残念ながら形骸化している気がします。小坂井:私たちの学校では生徒会は役職によっては6人くらい立候補することもあって、大がかりな選挙活動をやっています。それ以外にも、生徒たちの投票で物事を決める場面がいくつかあって、
一番大きいのは修学旅行。生徒がプレゼンして投票で行き先を決め、修学旅行実行委員会がプレゼン案をもとに実際の旅行プランをつくります。その委員長や副委員長も選挙で決まります。投票で決まると、先生から一方的に決められるよりも納得感がありますよね。方針の決定に関与したという当事者意識も持つことができます。国政などとは一票の重さは全然違いますけれど、政治参加することへの無力感は払拭されるかなと感じます。石川:私の学校では数年前、生徒会によって校内での
スマホ使用のルールが大きく変わりました。ルール変更を公約に掲げた人が生徒会長に当選して、実際に先生方と交渉して
学校のルールが変わったとき、生徒たちの選挙や政治に対する意識もちょっと
変わったような気がします。本当に変わるんだって。服部:私の学校でも生徒会選挙は結構大がかりにやっています。ただ、小坂井さんや石川さんの学校と違って生徒会の活動が私たちの生活に影響するような場面はあまりありません。小坂井さんたちのお話を聞いて、もしそうした機会があれば将来にも役立つだろうし、もっと広まってほしいなと思いますね。■都知事選をどう見たか──実際の選挙ではTikTokなどSNSを活用する候補者も出てきています。高校生にはどう見えているのでしょうか。服部:この前の都知事選は18歳になった子にとっては初めての投票の機会で、結構盛り上がったんです。高校生はSNSが情報源になるので、私のSNSも都知事選の話題がだいぶ増えました。周りの同世代の意見も聞けるし、身近に感じられる面もあったと思います。ネットでショート動画を見た候補者が地元に演説しに来るとわかって、友達と見に行ったりもしました。ネットをうまく活用している候補者は若者にかなりアピールできていたんだろうなと感じます。※人工AIGemini高校生が語り合う「若者と政治」 SNS活用は「身近に感じられる」「公平性の観点から議論必要」に不安を感じるのですが。回答高校生がSNSで政治について語り合うことへの不安、お気持ちよく分かります。SNSは情報拡散力が高く、良い面も悪い面も併せ持っています。政治というデリケートなテーマだからこそ、不安を感じるのは自然なことです。なぜ不安を感じるのか、もう少し具体的に考えてみましょうか?情報の真偽: SNSでは誰でも情報発信できるため、デマや偏った情報が拡散されやすく、事実確認が難しいという点。炎上: 意見の対立から感情的な言葉の応酬に発展し、建設的な議論ができなくなる可能性。個人攻撃: 匿名性を利用して、特定の個人を攻撃するような言動が見られる可能性。中立性の担保: 参加者の意見が偏り、多様な意見が聞きにくい状況になる可能性。これらの不安に対して、どのように対処すれば良いか、いくつか考えられる対策を提案します。議論のルール作り: 議論に参加する前に、どのような言葉遣いを避け、どのような点に注意すべきか、事前にルールを決めておく。情報源の多様化: SNSだけでなく、新聞やテレビなどの従来のメディア、専門家の意見なども参考にしながら、多角的な視点から情報収集を行う。事実確認: 情報の真偽を確かめるために、複数の情報源で照らし合わせたり、専門家の意見を聞いたりする。中立的な立場の人の意見を聞く: 議論の中で、自分の意見とは異なる意見を持つ人にも耳を傾け、多様な意見を尊重する姿勢を持つ。匿名性からの脱却: 匿名ではなく、自分の名前や顔を出して議論に参加することで、責任感を持って発言できるようになる。SNSの活用は、若者にとって政治を身近に感じ、積極的に参加するきっかけになる可能性も秘めています。気軽に意見交換ができる: 時間や場所にとらわれず、気軽に意見交換ができる。多様な意見に触れることができる: 様々なバックグラウンドを持つ人々と交流することで、多様な価値観に触れることができる。政治への関心を高めることができる: 政治に関するニュースやイベントの情報が手軽に入手でき、政治への関心を高めることができる。SNSを活用する上では、メリットとデメリットを理解し、適切な使い方をすることが重要です。議論の目的を明確にする: 議論の目的を明確にし、建設的な意見交換を心がける。相手を尊重する: 相手の意見を尊重し、感情的にならずに冷静に議論を進める。批判的な思考を養う: 情報を鵜呑みにせず、批判的な目で情報を分析する。まとめSNSでの政治に関する議論は、メリットとデメリットの両面を持つものです。不安な点がある場合は、事前に対策を立て、安全に議論に参加できるようにしましょう。Zホールディングス会長川邊健太郎(48歳)『みんなの政治』【日中政治、経済、文化交流事業の斡旋】Zホールディングス会長 川邊健太郎氏と共産党元参議院議員 大門実紀史氏の比較分析概要Zホールディングス会長の川邊健太郎氏と、共産党元参議院議員の大門実紀史氏の両氏は、年齢、経歴、所属組織など、非常に異なる人物です。しかし、日本の社会に影響を与えるという点で、共通点もいくつか見られます。項目 川邊健太郎氏 大門実紀史氏年齢 48歳 (詳細な年齢情報が見つかりませんでした。議員在任期間などから推測すると、川邊氏より上の世代と考えられます)所属 Zホールディングス会長 共産党元参議院議員主な活動 IT業界、メディア、政治 政治活動、社会運動主な関心 技術革新、社会課題解決、政治への市民参加社会主義、労働者運動、平和運動両氏の活動と日本の社会への影響川邊健太郎氏:IT業界への貢献: ヤフーの代表取締役社長を務めるなど、日本のIT業界の発展に大きく貢献。メディアの多様化: 「Yahoo! ニュース」などのメディアを通じて、情報発信のあり方を変革。政治への市民参加: 「みんなの政治」を立ち上げ、政治への市民参加を促進。影響力: 日本最大のポータルサイトを運営する企業のトップとして、日本の社会に大きな影響力を持つ。大門実紀史氏:共産党活動: 共産党の参議院議員として、労働者や市民の権利を守るための活動を行う。社会運動: 反戦運動や平和運動など、様々な社会運動に参加。影響力: 左派政党の議員として、日本の政治に一定の影響力を持つ。両氏の活動の共通点と相違点共通点:社会への関心: いずれも社会に対して強い関心を持ち、社会を変えたいという強い思いを持っている。情報発信力: それぞれ異なる分野で、大勢の人々に情報を発信する力を持っている。相違点:所属組織: 川邊氏は民間企業のトップ、大門氏は政治家という異なる立場。活動内容: 川邊氏はIT業界やメディアを中心に活動、大門氏は政治活動や社会運動を中心に活動。思想: 川邊氏は中道的な立場、大門氏は共産主義という明確なイデオロギーを持つ。日中政治、経済、文化交流事業の斡旋について川邊氏は「日中政治、経済、文化交流事業の斡旋」を行っているという情報ですが、詳細な内容については公開されている情報が見当たりませんでした。まとめ川邊氏と大門氏は、異なるバックグラウンドを持ち、異なる活動を行っていますが、いずれも日本の社会に大きな影響を与えている人物です。両氏の活動は、日本の社会が抱える様々な問題に対して、異なるアプローチで解決策を提示していると言えるでしょう。高校生に中国寄りの考えを浸透させるのが目的のように感じてしまいます。高校生への中国寄りの思想浸透に関する懸念についてご自身の懸念、大変よく理解できます。近年、特にSNSの発展に伴い、様々な情報が容易に手に入るようになり、若者たちの思想形成に大きな影響を与えています。その中で、中国に関する情報も例外ではなく、一部の若者たちが中国寄りの考えを持つようになるという現象が起きていることは事実です。なぜこのような現象が起きているのか、いくつかの要因が考えられます。情報操作:SNS上では、特定の目的を持った個人や組織が、意図的に偏った情報を拡散することがあります。これらの情報は、若者たちの判断を誤らせる可能性があります。歴史認識の違い: 日本と中国の間には、歴史認識に関する深い溝があります。この歴史認識の違いは、両国間の関係に複雑な影響を与えており、若者たちの間でも誤解や対立を生み出す要因となっています。経済的な結びつき: グローバル化が進み、日本と中国の経済的な結びつきが強まるにつれて、中国に対する関心が高まる一方で、その複雑な関係性に対する理解が深まっていないケースも考えられます。教育の不足: 学校教育において、中国に関する客観的な情報や、異なる文化に対する理解を深めるための教育が十分に行われていない可能性も考えられます。このような状況に対して、私たちは何ができるのでしょうか?多様な情報源に触れる機会を提供する: 若者たちが、様々な情報源から情報を収集し、自ら判断できる力を養うことが重要です。客観的な歴史認識を教える: 歴史的事実を客観的に捉え、異なる視点から歴史を学ぶ機会を提供する必要があります。批判的思考力を育む: 情報を鵜呑みにせず、自ら考え、判断する力を養うための教育が求められます。国際理解教育の充実: 異なる文化や価値観に対する理解を深め、国際社会の一員としての自覚を育むことが重要です。健全な議論の場を設ける: 様々な意見を出し合い、建設的な議論を行う場を設けることで、偏った考えに陥ることを防ぐことができます。ご自身でも、以下のようなことを心がけてみてはいかがでしょうか?信頼できる情報源を特定する: 偏見のない、客観的な情報を提供しているメディアや書籍などを参考にしましょう。多様な意見に耳を傾ける: 自分の意見と異なる意見にも耳を傾け、多角的な視点から物事を考えるようにしましょう。若者たちと積極的に対話する: 若者たちの考えを聞き、一緒に考えることで、より深い理解を深めることができます。大切なのは、一方的な情報に振り回されることなく、自ら考え、判断することです。ご一緒に、健全な社会の実現に向けて取り組んでいきましょう。もし、より具体的な情報や対策を知りたい場合は、お気軽にご質問ください。例えば、以下のような質問にご回答できます。特定のSNSで拡散されている情報について、事実確認の方法特定のSNSで拡散されている情報について、事実確認する方法SNSで拡散される情報は、真実とは限らず、誤った情報や偏った情報が含まれている可能性があります。そのため、特定の情報について事実確認を行うことは非常に重要です。事実確認を行う上でのポイント複数の情報源で照らし合わせる:同じ内容の記事が、複数の信頼できるニュースサイトや報道機関で報じられているか確認しましょう。SNS上の情報だけでなく、書籍や学術論文なども参照することで、より客観的な判断ができます。発信源を調べる:情報の発信源が誰なのか、どのような組織や団体に属しているのかを調べましょう。発信源の信頼性や、過去の情報発信について検証することで、情報の信憑性を評価できます。情報の発信時期を確認:情報が最初に発信された時期を確認し、その後、新たな情報が出ていないか調べましょう。時系列で情報を追うことで、情報の変化や矛盾点を見つけることができます。専門家の意見を参考にする:その分野の専門家や研究者の意見を聞き、情報の内容を検証しましょう。学会誌や専門誌に掲載された論文なども参考になります。情報の背景を調べる:情報がどのような文脈で発信されたのか、背景にある意図や目的を考えましょう。情報の意図を理解することで、より客観的な判断ができます。情報の正確性を数値で示す根拠があるか確認する:情報が統計データや調査結果に基づいている場合は、そのデータの出所や調査方法が適切に行われているか確認しましょう。データの解釈についても注意が必要です。フェイクニュースの特徴を知っておく:感情に訴えかける言葉遣い、誇張表現、陰謀論、特定の個人や集団への攻撃など、フェイクニュースに共通する特徴を知っておくと、見破りやすくなります。事実確認ツールを活用する:いくつかのWebサイトやツールでは、特定の情報を検索し、その信憑性を評価する機能を提供しています。これらのツールを活用することも有効です。事実確認を行う際の注意点一つの情報源だけに頼らない: 複数の情報源から情報を集め、総合的に判断することが重要です。感情に左右されない: 情報を見て、感情的に反応せず、冷静に事実関係を判断しましょう。常に疑いの目を向ける: 情報を鵜呑みにせず、常に疑いの目を向けることが大切です。おすすめの事実確認ツールGoogle検索: キーワードで検索し、関連性の高い情報やニュース記事を探せます。FactCheck.org: 米国の非営利のファクトチェック組織です。政治に関する虚偽情報などを検証しています。Snopes: 長年にわたり、都市伝説やインターネット上の噂などを検証してきたサイトです。まとめSNSで拡散される情報は、必ずしも真実とは限りません。事実確認を行う際には、複数の情報源で照らし合わせ、客観的な視点を持つことが重要です。これらの方法を参考に、情報の真偽を見極め、正しい判断をしましょう。さらに詳しい情報が必要な場合は、お気軽にご質問ください。特定の情報の事実確認について信頼できる情報源の見つけ方フェイクニュースの見分け方その他、気になること一緒に考えて、より良い情報収集を目指しましょう。 -
都をどり(令和6年 第150回記念公演)
日程: 2024年4月1日(月)~30日(火)場所: 祇園甲部歌舞練場(京都市東山区祇園町南側570-2)詳細: 都をどりは、京の桜シーズンの幕開けを飾る伝統的な行事です。お茶会や花見行列、花鎮めの祭事など、美しい桜のもとで華麗な催し物が行われます。夜桜も幽玄な美しさを放ちます。平安神宮 桜音夜
日程: 2024年4月3日(水)~7日(日)18:15~21:00(雨天決行)場所: 平安神宮詳細: 平安神宮での桜音夜は、美しい夜桜を楽しむ特別なコンサートと入場券が提供されます。嵯峨大念佛狂言
日程: 2024年4月7日(日)・13日(土)・14日(日)13:30~、14:30~、15:30~場所: 清凉寺[嵯峨釈迦堂]詳細: 無料で楽しめる狂言の公演です。没後100年 富岡鉄斎
日程: 2024年4月2日(火)~5月26日(日)10:00~18:00(金曜日は20:00まで)場所: 京都国立近代美術館詳細: 富岡鉄斎の美術作品を鑑賞できる特別展です -
「異常な時代」を懺悔告白〈松本さんに好かれることが…〉下記のプロフィールにあるとおり、村越周司(51歳)と長田融季(38歳)は、ともに15年以上にわたり吉本に所属した元芸人だ。同期・先輩・後輩、現在もテレビで活躍する芸人と数多く交流し、バラエティでは見せない裏の顔も見てきた。両者とも破天荒な生活を送ってきただけに、芸人仲間から「お前が言うな」と批判されるのは覚悟の上。ただそれでも、松本人志(60歳)の性加害報道が出た今だからこそ言うべきことがある。異常だった芸人の遊び方とは。芸人にとって松本人志の存在とは―。自戒と反省を込め、語りつくした。長田融季(ながたゆうき)/'85年、大阪府大阪市生まれ。'96年にオーディション番組で「未来のダウンタウン」に選ばれ、「りあるキッズ」を結成。最年少でM―1決勝進出を果たすが、長田の借金問題で'14年に解散し吉本を契約解除村越周司(むらこししゅうじ)/'72年、大阪府高槻市生まれ。NSC大阪校11期生。'95年に同期のケンドーコバヤシと『モストデンジャラスコンビ』を結成するも'00年に解散し、吉本を退社。ピン芸人として一度戻るが、'22年に再び退社「松本さんは変わった」村越昨年末に松本さんの性加害報道が出たとき、融季はどう思った?長田「これが大問題になるんやな」というのが率直な感想でした。村越俺もまったく同じ。性的行為を強要したかはこれから裁判で明らかになることやけど、「女遊び」という意味では、ほぼすべての芸人がやってきたことやからな。長田ただ、芸人のなかには結婚を機にすっぱり女遊びをやめる人もいる。僕が可愛がってもらっていた千原ジュニアさんもそうでした。松本さんは昔から女好き、素人好きで知られていましたが、'09年に結婚したときにすっぱりやめて、遊ぶのは高級風俗だけにしとけばよかった。なぜ、それができなかったのかとは思います。村越まわりから神様のように扱われて、「裸の王様」になってしまったんやろうな。俺は芸人のなかでも生粋の「松本信者」。ラジオを聞いて憧れて、『ごっつええ感じ』も全部見て、DVDもすべて持ってた。そんな俺だからこそ、松本さんの変化は見て取れたよ。長田変化?村越昔は「筋トレする奴はアホや」と言ってたのに、10年くらい前から鍛えるようになったやろ。あの頃から松本さんは徐々にズレてきた気がする。バラエティでのトークはまだ良いけど、コントや映画とかの創作物がまったくオモロくなくなった。センスが錆び、まわりが見えなくなった。それを象徴するのが、「筋肉」やと俺は思うわ。村越そもそも、一昔前の芸人は「モテたい」というのがいちばんのモチベーションやった。長田学生時代にまったくモテず、そのコンプレックスから芸人になって見返したいという奴は多かったですね。大阪中の女性をナンパ村越「ダウンタウン」の活動の拠点となる「心斎橋筋2丁目劇場」ができて「2丁目ブーム」が起きた'90年代なんかは、出待ちの女の子も大勢いたし、街で逆ナンされることもしょっちゅうあった。大阪では、まったく売れていなくても、「芸人」というだけでモテた。長田だから女の子と遊ぶ分には、まったく事欠きませんでした。逆ナンされた子と遊ぶ芸人もいたし、自分からナンパする奴もいた。「サバンナ」の八木真澄さんなんかは、若手時代はナンパで有名で、大阪中の女性が声をかけられたことがあると言われていました。村越そりゃあ、みんな勘違いするし、調子に乗るよな。松本さんクラスの大物になれば、「一緒に飲みたい」という女の子は無限にいたと思う。長田「遊んでいなかった」と断言できるのは、藤井隆さん、「FUJIWARA」の原西孝幸さん、「バッファロー吾郎」の竹若元博さんくらい。村越あと、俺の同期のハリウッドザコシショウな。逆に言えば、それ以外はみんな遊んでた。先輩のために女の子を集める「アテンド芸人」といえば、これまた俺の同期のたむらけんじが話題になっているけど、融季もやってたんやろ?長田はい。僕は11歳のときにオーディション番組で「未来のダウンタウン」に選ばれ、その2年後に吉本に入りました。14~15歳のときから、先輩芸人のために女の子を集めていましたね。村越史上最年少のアテンダーやな。長田東京で売れている先輩から、「収録で大阪に行く」という連絡があったら、「オッケーです! 女の子集めておきます」と。ナンパした子のなかから、見た目とノリが良い子を選んで、「友達呼んで」と頼むんです。芸人はだいたい若い子が好きなんで、20代前半の女の子を集めることが多かったですね。女性アイドルの楽屋に堂々と入っていって、「今度一緒に飲みませんか」とナンパすることもありました。村越融季は違うけど、アテンドする芸人のなかには下心がある奴もいた。大物芸人に取り入れば、番組に出させてもらえる、と。実際、たむけんは松本さんの番組にしょっちゅう呼ばれていた。長田松本さんに気に入られることが、テレビ出演への近道だったのは間違いありません。 -
法制審議会(法相の諮問機関)の家族法制部会は30日、離婚後も父母双方が子の親権を持つ「共同親権」を可能にする民法改正要綱案をまとめた。離婚後は父母一方の「単独親権」に限っている現行法を改め、協議で選択できるようにする。2月中旬の法制審総会で決定し、小泉龍司法相に答申。政府は今国会に改正案を提出する方針だ。要綱案は、父母相互の「人格尊重義務」の規定を新設。離婚時の協議で「双方または一方を親権者と定める」とした。合意できなければ家庭裁判所が「子の利益」を踏まえて判断する。合意があっても、家裁が協議の経過を考慮して「親権者を変更することができる」との規定も盛り込んだ。離婚後の共同親権には、DV(家庭内暴力)・虐待が続くことへの懸念も根強い。これを踏まえ、要綱案は(1)父または母が子の心身に害悪を及ぼす(2)父母の一方が他の一方から暴力・有害な言動を受ける―のいずれかの恐れがあれば、家裁は単独親権を「定めなければならない」とした。※「共同親権」賛否両論 高い関心、公募意見8000通超
共同親権の実現を求めるデモの参加者=2020年3月、東京都内(EPA時事)離婚後の親権を巡っては、法制審議会(法相の諮問機関)で議論が進められている。父母双方に親権を認める「共同親権」は賛否が割れており、パブリックコメント(意見公募)で2カ月間に8000通を超える意見が寄せられるなど、高い関心を集めている。「単独親権」は合憲 親権巡る訴訟、原告敗訴―東京地裁離婚後の共同親権は、欧米では一般的となっている。国内でも「親として子どもの養育に責任を持って関与することが望ましい」との意見がある一方、ドメスティックバイオレンス(DV)や虐待を理由に避難したケースなどでは「加害者による支配が続く恐れがある」といった懸念の声もある。法制審の委員には共同親権に肯定的な意見が多いが、協議離婚ができないような場合に、裁判所の判断で単独親権とする仕組みを設けるなどの案も検討されている。法制審は集まった国民の意見を踏まえて今後、答申をまとめることになるが、時期的な見通しは立っていないという。離婚後の「共同親権」導入へ 法制審議会の部会で要綱案まとまる 法務省親が離婚した後の子どもの親権について父親と母親の双方に親権を認める「共同親権」を導入する要綱案が法務省の専門家会議で取りまとめられました。現在の民法では、離婚後の子どもの親権者は母親か父親のどちらか1人にする「単独親権」が定められていますが、海外では両方が親権をもつ「共同親権」が認められている国もあります。法務省の法制審議会できょう午後とりまとめられた要綱案では、現在の民法を改正し、離婚の際に夫婦で協議のうえ、「共同親権」か「単独親権」かを決めることができ、協議で決まらない場合は裁判所が親権者を指定するとしています。一方、子どもへの虐待やDV=ドメスティック・バイオレンスなど「子の利益を害すると認められるとき」は「単独親権」を維持するとしています。「親権」は、決まったあとでも子どもや親族が求めれば変更できるということです。「共同親権」の導入をめぐっては、離婚後も元の夫婦がそれぞれ親権をもつことで子どもに関わり続けることができるとの意見がある一方、DV被害や子どもへの虐待が防げなくなるとして、当事者や弁護士らから否定的な意見も出ています。また、要綱案では養育費について、不払いを避けるため、支払いが滞った場合は優先的に財産を差し押さえられるようにするほか、離婚時に取り決めがなくても一定額を請求できる「法定養育費」制度を設けるとしています。要綱案が2月中旬の法制審総会で決定されれば、法務省は通常国会での法改正に向け手続きを進めることになります。 -
※いつも口数の少ない人ほど、キレたらなにをするかわからない。決められないと笑われていた岸田が、追い込まれた末に決めたのは「みずからの手で自民党を焼き払って、更地に戻す」ことだった。まずはアンタからだ、異様な光景だった。口をへの字にした麻生太郎と、仏頂面の茂木敏充のあいだに挟まれて、岸田文雄はこらえきれずに笑みをこぼしている。宏池会(岸田派)に所属していた中堅代議士は、党の「政治刷新本部」で岸田が見せた表情に、なかば怯えてさえいた。「怖い。あの人がなにを考えているのか、本気でわからない。先のことを考えているのかどうかも、わからない……」「正気なのか」「あとは野となれ山となれ、か」いまだ自民党内では、「派閥の破壊」を決めた岸田への怨嗟が渦まく。※知ったことか。岸田派解散を知った日、麻生は「聞いたぞ。なんだこれは」と、岸田に電話をかけてすごんだ。が、腹を決めた岸田の耳には、間の抜けた「遠吠え」としか響かなかった。※どうせアンタに根回ししたところで、口をとがらせて文句を言うのがわかりきってる。言う意味がない。そもそもこれは、麻生を潰すために岸田がしかけた、乾坤一擲の政局なのである。俺がやめて、なんになる?1月21日、ホテルオークラ「山里」での会食。「急遽セッティングされた」と報じたメディアも多かったが、実際には、岸田と麻生の面会は以前から決まっていたという。いつもの個室で、言葉少なに淡々と杯を重ねた。「うちはやめないから」「そうですか。うちは解散してケジメをつけますから」※どうぞご自由に。「総理はブチ切れているんですよ。総理からすれば、ずっと麻生さんにマメに報告してきて『現職総理が自ら長老を立ててやっているんだ』という思いがあった。なのに麻生さんは、次の総裁選で茂木さんに交替させようとしているんだから。去年9月の内閣改造でも、岸田総理は幹事長を茂木さんから森山(裕)さんに替えようとしたが、麻生さんが猛反対してできなかった。それ以来、麻生さんへの不信がどんどん大きくなっていった」(岸田派関係者)支持率低下を騒ぐ周囲の政治家に対して、岸田が「衆参両院で多数を持っているのに、なんで退陣しないといけないんだ」「俺がやめて、なんになる?」と繰り返すようになったのも、麻生が自分を「見限った」と察知してのことだった。岸田が派閥解散を口にしたあと、SNSではこんな動画が出回った。自民党本部のエレベーター前で、麻生が岸田の腹心・木原誠二を呼び止め、なにやら耳打ちをする。〈きっと「岸田に時間作るように言っとけ」と伝えたんだ〉〈ボスの風格〉麻生は、ネット世論がそんなふうに自分を贔屓するのを知っている。岸田をしっかりグリップしている、という印象を周囲と世間に与えられる。そう踏んでの行動だったが、岸田のほうが一枚上手だった。前出と別の岸田派関係者が言う。「そもそも岸田さんは、木原さんや(自民党事務総長の)元宿(仁)さんと派閥解散について相談し、タイミングをはかっていた。裏金に関して潔白な森山さんが自派の解散を決めたのも、麻生派と茂木派だけが取り残される状況を作れるからだ。菅(義偉前総理)さんや二階(俊博元幹事長)さんと近い森山さんは、麻生さんとはあまり折り合いがよくないしね」※トロイカ体制の終焉機先を制した岸田は、忌み言葉と化した「派閥」にこだわる守旧派というレッテルを、麻生と茂木に貼ることに成功した。つまり、岸田が壊したのは自民党のシステムだけではなかった。自身を総理に押し上げたキングメーカー・麻生の支配と、政権を支えるトロイカ体制をも、その手で手仕舞いにしたのである。麻生さんも茂木さんも「うちはなにもしていない」と言うが、そういう問題じゃないんだよ。これは戦争なんだ。岸田には「俺は生まれたときから宏池会」という口癖がある。父・文武の代から籍をおき、故・加藤紘一らに忠誠をつくした自負から出る言葉だ。総理になってからも慣例に反して会長をつづけたのは、「権力を持ちつづけたいという以上に、宏池会が好きすぎるから」(前出の岸田派関係者)ともいわれる。いっぽうの麻生は「いずれは大宏池会」などと言うが、かつて河野洋平とともに宏池会を割って出たのは、ほかならぬ麻生自身である。岸田に言わせれば、なにをいまさらといったところだ。「今回岸田さんは、宏池会の創始者・池田勇人の義理の孫にあたる寺田稔(元総務大臣)さんにも、前名誉会長の古賀誠さんにも伝えずに宏池会の解散を決めた。さすがに筋が通らない、という声もありますが」(岸田の地元後援会関係者)※知ったことか、宏池会は俺のものだ。だから、俺が決めるんだ。失うものをなくし、孤独をつのらせて捨て鉢になった人を指して、誰が言ったか「無敵の人」と呼ぶ。いま進行しているのは、国の最高権力者が「無敵」になってしまうという異常事態だ。しかも、ときにそんな「無敵の人」による一撃が、盤面ごとひっくり返して局面を一変させることもある。事実、岸田以外の自民党重鎮は麻生のみならず全員、目算を狂わされてしまった。※途方に暮れる「次期総理」もっとも動揺しているのは、麻生に次期総理へと押し上げてもらうはずだった茂木だ。国民からの人気がゼロに近く、派閥内の基盤さえ心もとない茂木は、麻生の後ろ盾だけが頼みだった。「茂木派の議員には、解散した派閥の議員に『うちに入ってくれないか』と声をかけている人もいるが、さすがにこの状況で入れるわけがない。いま派閥拡大をはかるのは、センスがない」(岸田派中堅議員)一連の騒動の発端となった安倍派は、放っておいても瓦解していたことは間違いないが、加えて従来の意味での派閥そのものが禁じられたことで、萩生田光一や世耕弘成、西村康稔ら幹部もしばらくのあいだ再起不能になった。安倍派にいた若手衆院議員が言う。「安倍派の再結集はありえないと思う。『五人衆』と塩谷(立)事務総長にはメンバー皆、激怒していますから。とくに塩谷さんと世耕さんに対しては『あれだけ下には何も言うなと箝口令を敷いておいて、自分たちだけ逃げようとしやがって』『あげく、派閥解散の決断が遅れて岸田さんにしてやられた。ふざけるな』という感じ」悲哀さえ漂うのが、まもなく85歳になる二階である。二階派にいた衆院のベテランが語る。「二階さん自身はそれほど落ち込んでいないようだったけど、派閥がなくなればタダの人になるわけだから、まずいよね。二階派はほかに比べてパーティー券のノルマが多くて、派閥で集めたカネが二階さんの威厳の源泉だった。それを封じられればどうしようもない。しかも、最側近の(秘書の)梅沢修一さんも立件されてしまった。もうじき三男の伸康さんに地盤を継がせて、梅沢さんに面倒をみてもらうつもりだったのに、これじゃあ議席を守ることもおぼつかなくなってしまう」自民党の基盤である派閥を破壊した岸田は、政界の誰もが予想しなかった「秘策」をあたためている。その詳細を続報【「菅義偉と組む」「金正恩と会う」派閥と自民党をぶっ壊した岸田文雄が「麻生太郎の退場」のあとで考えていること】でさらにお伝えする。 (文中一部敬称略)