自転車青切符とは、自転車の交通違反に対して、反則金を課す制度です。
従来、自転車の交通違反は、原付や自動車と同じように、
赤切符(違反切符)で取り締まられていましたが、青切符の導入により、
軽微な違反については、反則金の納付のみで済むようになります。
自転車青切符の対象となるのは、16歳以上の自転車利用者です。
対象となる違反は、約115種類あり、そのうち重点対象行為として
位置付けられているのは、以下のとおりです。
信号無視
一時不停止
横断歩道上の横断
歩道通行帯の走行
傘差し運転
ながら運転
反則金額は、違反の種類によって異なりますが、原付並みの
5,000円から12,000円程度が想定されています。
自転車青切符の導入は、2024年6月1日から開始されます。
自転車青切符の導入により、自転車の交通違反に対する
抑止効果が期待されています。
また、自転車利用者の交通ルール遵守意識の向上にも
つながることが期待されています。
なお、自転車青切符の対象となる違反の中には、道路交通法の改正に
よって、新たに罰則が設けられるものもあります。
例えば、酒気帯び運転は、従来は違反点数のみでしたが、
改正後は、赤切符の対象となります。
自転車利用者の方は、自転車の交通ルールを守り、
安全運転に努めましょう。
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